「歯固めジュエリー」に関する追記事項

皆さまこんにちは〜。
はやくこんなライトな感じで、いつものブログに戻りたいなぁ・・・と切に願うSONRISAです。

先日の「Twitterで話題の「歯固めジュエリーの危険性」についてのご報告」の記事をご覧になられた多数の方から私の状況をご心配頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

沖縄の海でNimoの親子を見たよ〜♪

沖縄旅行の事や、子供達の柔道のキャンプ、そしてカラーミーショップ大賞のベスト40には残れなかった残念なご報告など、書くべき事はたくさんあったのが全部吹っ飛んでしまいましたが、こんな時こそウェルビーイングにメンタルを保っていこうと思います♪

さて、まずはご心配くださっている皆様に、その後の状況をお知らせ致しますね。

Twitterのその後の状況について

先の記事を公開したのち、私自身はたまひよオンライン様のコメント欄にこのブログ記事のURLを記載したコメントを投稿したため、そのコメントが表示されるのをまってから自分のTwitter(東日本大震災の際に情報収集のためにアカウントを取得しており、昨年再開してみようかな・・と試したもののどうも性に合わず放置していたのですが、まさかこんな形で必要になるとは。。。)で騒動のお詫びというか、販売元としての発信をしようと思っておりました。

その際、たまひよオンラインさんのコメントの公開に時間がかかっていたようで、結局今に至るまで自分としてはTwitterの投稿はしていない状況ですが、その間、歯固めジュエリーの危険性に関する記事を書かれた方が先日の私の記事Twitterで紹介された様で、その日のうちにTwitter上でも拡散していった模様です。

この経緯は一昨日ブログに最初のコメントを頂いた際に知りましたが、現在はそのお医者様のアカウントは鍵がかかっているようで、それ以降の流れについては確認できておりません。

しかしながら、「#歯固め」で検索してみた範囲ではひとまず状況は収まりつつあるようです。

次に、いくつか寄せられましたお問い合わせやコメントに共通する誤解について説明させて頂きます。

当店は歯固めジュエリー資格団体とは無関係です

しつこく沖縄。美しい景色に癒される♪

ブログに寄せられたコメントやお問い合わせメールに寄せられたお声の中に、当店を「歯固めジュエリーの認定資格団体」の方と混同された方からいくつかのコメントを頂いております。

(公開するべき内容のものは、先の記事のコメント欄にてお返事さしあげておりますので、そちらをご覧ください。)

改めて明記いたしますが、私はいかなる歯固め関係の資格団体にも所属しておりませんし、認定講座を行う予定もございません。
当店が責任を負うのは当店の商品に関してのみであり、他のいかなる作家様、販売元様の歯固め系の作品においても無関係である事はご理解ください。

そして先の記事にて、歯固めホルダーについての安全性説明が記載できていなかった事に気付きましたので改めてこちらに追記させて頂きます。

歯固めホルダーの設計について

 最初に作った歯固めホルダー

まず初めに、当店では2017年秋〜2018年中頃までいくつかの歯固めホルダーも販売しておりましたが、ハンドメイドの世界での取り扱いが最も多いのが歯固めホルダー(ストラップ)やシュークリップである事から、新ショップ立ち上げ後は完売商品の補充を行わない形で事実上お取り扱いを停止しております。

しかしながら、過去に販売していたストラップ等についての設計についても、こちらの記事でご説明いたします。

歯固めホルダーとは、紐が輪になった部分を歯固めやその他のおもちゃにつなぎ、クリップ部分をスタイやベビーカー等につなぐ事でおもちゃの落下防止等につなげるためのストラップです。

このホルダーはMOKUBAのコットンリボンを使用したタイプです。

こちらのホルダーはMOKUBA社のコットンテープを用いており、ループ部分の結び目はビーズ部分の先端のウッドビーズの穴(約3mm)よりもひと回り以上大きな結び目(5~6mm前後)になるように特殊な結び方をしており、大人が強い力でビーズを抜く方向(先端のビーズを固定し、クリップ方向に強い力で引っ張る)に力を加えても結び目がウッドビーズの穴に入り込む事がないように制作しております。

ウッドリングがラトルのように音がなる仕様のホルダー

そしてこちらは先ほどのリボンを使ったホルダーが通らないシリコン歯固めにも使えるようにつくったコードタイプの歯固めホルダーです。

こちらもコードの輪になる部分の結び目が、先端に配置しているウッドビーズの穴(約1.5~2mm)よりもひと回り以上大きな4mm前後になるように設計しており、強い力をかけて引っ張っても結び目が穴を通ってしまう事のないテスト済みの商品です。

こちらも同じ作りです。

こちらのホルダーも同じ作りです。

ここからは、Twitter上で見受けられたハンドメイドの歯固めホルダーやシュークリップに関する安全性への指摘(当店の商品を名指しする指摘ではなく、「歯固めジュエリー」全般への批判の中の一部です)を受け、上記商品の設計過程での注意点を公開いたします。

当店で販売していたストラップは上記のタイプとなりますが、これらの結び目に隣接する両端のビーズは必ず「ウッドビーズ」を配置し、紐の結び目が穴の大きさに対してひと回り以上の大きさ(1.5倍〜2倍程度を目安)になるようコードの太さや結び方を決定しております。

この理由としては、シリコンビーズは強い力が加わった際に、シリコンの変形によって結び目が穴を通り抜けてしまう可能性がウッドビーズに比べて高いからです。

シリコンは変形します。

歯固め用として販売されている素材としては、ウッドビーズの方が穴のサイズが3mm〜4mm程度と直径が大きく、シリコンビーズの穴はビーズのサイズに関わらず約2mm程度で小さいのですが、経験上シリコンビーズの穴は強い力が加わった際に3mm程度の結び目が通り抜けるほどに広がる可能性があります。

そして強い力が加わった場合、紐そのものにも力が加わると結び目が引っ張られてぎゅっとサイズが小さくなるため、さらにそのリスクは高まります。

そのため穴よりも明らかに大きい結び目でも、想定以上の力が加わった場合に穴にめり込みそのまま抜けてしまうケースが想定されるため、より安全性を高めるために当店では穴が小さめのウッドビーズを配置するデザインで統一しております。

8/21日追記:当店はウッドビーズを両端に配置しておりますが、デザイン上シリコンが端に配置されているホルダー類も、使用しているコードがロープ状によられた太めのもので、穴の大きさを倍以上上回るほどの結び目で制作されているもの等は安全性が高いと感じます。

ご購入される方は購入時のご判断に、制作される方は設計時のご参考にして頂けましたら幸いです。

先端のビーズと二つ目の大きなビーズ、実は仕入先が違います

ただ、このウッドビーズも、「歯固め製作用」素材の販売元が提供しているウッドビーズは先ほど記載した通り穴の大きさが3mm前後と大きめです。

これは中に通すコードが太めのものが想定されているためで、穴が広がらないゆえに最初から大きめに作られています。

そのため、当店では両端に配置しているウッドビーズ(直径8mm、穴の直径1.5〜2mm)のみ、歯固め用の販売元ではないアクセサリー用の卸業者の無塗装・無垢のビーズを使っております。
(※ホルダーの両端のビーズ以外は歯固め用のものを用いています)

Twitter上で「引っ張った時に端の結び目からビーズが取れてしまった」という指摘があったのは他社の製品ではありますが、コードの結び目は力が加わると小さくなる事、逆にシリコンビーズの穴は広がる事を考えますと、この「結び目に隣接するビーズの穴の大きさが変形しない事と、紐の結び目の大きさが一定以上のサイズを保つ構造になっているか」は安全性を確保する上で非常に重要です。

実際にご利用いただく際は、このようにホルダーのループ部分には歯固めやおもちゃが取り付けられている状態となるため、万が一ビーズが結び目を通ってしまう事があってもバラけて転がる事はないかもしれませんが、何も繋いでいない時にビーズが抜けてしまうと、そのままばらけて誤飲の可能性に繋がります。

この記事は、一連の騒動を見ていた中で私自身が感じた危険性について経験をシェアするためのものであり、他店様やいかなる特定の他者(ご自身のお子様のためにハンドメイドされたママさんを含む)に言及するものではありません。

しかし、この度の騒動の中で「この企業(当店)もこうなるまでこの情報(商品の安全設計上の視点)を公開していなかったようですし」という情報公開の在り方に対するご指摘もあり、予見できている危険性については公開する方が歯固めホルダーという商品自体の安全性向上に役立つのではないかと考えましたので、こちらに公開させて頂きました。

私は資格の有無に関わらず、同じように自分の想定しうるあらゆる可能性を検討した上で制作されている多くのハンドメイド作家様がいらっしゃると考えておりますので、先日の記事と同様に、この件につきましてこれ以上いかなる非難がハンドメイド作家さんや団体様に向けられる事も望んでおりません。
一つの情報共有としてお役立ていただける事を切に祈っております。

その他、素材の安全性に関する情報共有

シリコン素材の安全性については、紐から外れてしまった場合の誤飲可能性の他に、噛んだ際の圧力に対する強度も重要な要素です。

そして残念ながらシリコンビーズには一部粗悪品が流通しており、亀裂が入ったビーズが混じっているような販売業者も見られます。

当店も初期に複数の海外の販売元からビーズを取り寄せて比較しておりますが、その結果シリコンビーズは中国以外の国の企業よりISO9001の基準を満たす工場で生産された事が保証されているビースを購入しております。

また、紐の強度に関しては、引っ張りに対する強度はもちろん、ウッドビーズの穴に擦れる場合の摩擦強度にも注意が必要です。
あまりに細すぎるコードは縦方向(繊維方向)への強度は強くても、側面の強度が弱い場合摩擦により急速に劣化が進む可能性がないかも検討する必要があるかと思います。

また、当店では摩擦の原因となるウッドビーズの端のささくれはリーマーというヤスリで整えて引っかかりが極力ないように配慮しております。

ウッドのクロス歯固め。

当店では木製の歯固めも取り扱っておりますが、ウッドビーズやウッドパーツに関しても海外製品の場合は特に仕上げが日本人感覚からすると非常に荒いケースがあります。
当店ではそれらの商品は全てヤスリをかけ直してお届けしております。

以上がこれまで当店が商品制作の過程で蓄積した危険回避につながる情報です。
ハンドメイドを楽しまれる方や、商品販売をされている作家さんなど、同じ業界で同じような思いをされている方のお役に立てましたら幸いです。


6 件のコメント

  • 誠意ある記事をありがとうございます。
    今回の騒動で貴店を知り、安全性とデザインへのこだわり、製品コンセプトに共感したため、歯固めネックレスの購入を決めました。
    企業秘密の公開には逡巡されたことと思いますが、そのご決断が貴店の今後の繁栄につながることを願っております。

    • りーママ様、暖かいメッセージをいただき、本当に本当にありがとうございます。
      今はコメントマークがつく度に心拍が上がるような思いをしているため、いただいたコメントを読みまして泣きそうになってしまいました。

      先週まではご注文をいただく度に、ご注文下さった事を純粋に喜び、気に入って頂けますように♪と弾む気持ちで発送の準備やギフトラッピングをさせていただいておりました。

      しかしこの一連の騒動が始まってからというもの、騒動を知らずにご購入下さっている方にお知らせした方が良いのだろうか・・・とか、キャリアにしがみついて意地になっているだけなのだろうか・・・、もしかするとどんなに工夫を凝らしていても自分のやっていることは許されないものなのだろうか・・・と、批判しか目に入らないような独特の波に飲まれそうになっておりました。

      多分、この騒動に気づいている歯固め作家さんの多くが同じ状況ではないかと思いますが、こうして応援してくださるお客様や、今までご購入くださいましたお客様に今後も自信をもってメンテナンス等を承れるよう、これまで以上の配慮をしながら成長してゆけたらと思います。

      渦中でのご注文、本当にありがとうございました。

  • 歯固めのネックレス購入させていただきました。
    以前からとても素敵だと思ってましたが、
    今回の記事でより共感することができました。

    • あおママ様、この度は本当に励まされる暖かいメッセージを頂き、誠にありがとうございます。
      ネットの世界の難しさに直面し、状況が違うとコメントを頂いたという通知一つでもこんなにも緊張が走る様になるのだと痛感していたため、励まされるメッセージに涙が出そうです。

      喜んでいただけるお品をお届けできる様、そして長く安全にご利用いただける様、今後も当店としてできる事を続けて行ければと思います。
      本当にありがとうございました。

  • 赤ちゃん用歯固めについて最新の記事、前回の記事を読ませていただき、思うところがあったのでコメントいたしました。
    歯固めに使用されているコード類の強度に細心の注意を払っていること、きちんと説明されている点については誠意を感じております。
    しかし、やっぱり、危険である。これに尽きると思います。
    歯固めという赤ちゃんの【口の中に入れることを前提として】作られている商品が、窒息につながるようなパーツサイズであってはならないと思います。いくら強度があるとはいえ、どんなものでも必ず劣化します。コードの劣化はどのように判断するのでしょうか。

    事故が起きるのは一瞬です。一瞬。
    その一瞬の悲劇を生まないために、親が1秒たりとも目を離さずに歯固めを使用させるなんて現実的な使用方法でしょうか?
    私も一人の母親ですが、ベビーカーに乗せている時、食事の準備をしてる時、そういった自分が少しの間見ていない場面で歯固めを使用させていることが多々あります。もちろん、何があっても誤飲や窒息の恐れがない形状のものです。が、こちらで取扱っている赤ちゃん用の歯固めはいつコードが切れるか判断ができないため親が一瞬でも目を離したとたんに危険な玩具になりますよね。

    対象を赤ちゃんとしている以上、誰が見ても、何年経っても、安心安全に歯固めとして使用できるものかどうか。1番に重要視するべきはここじゃないんでしょうか。母親の裁量に任された安全ほど不安定なものはないです。
    窒息の恐れがないパーツサイズで作れないか作家さんに提案するですとか、販売元としてできることはあると思います。主力商品なのかもしれませんが、子供の命には変えられません。そこをもっとシビアに考えていただきたいです。

    • N様

      この度は貴重なご意見を頂き、また、長文にもかかわらず2つの記事にお目通し下さり誠にありがとうございました。

      赤ちゃん用の歯固めにつきましては、文中にも記載しております通り解けにくい特殊な結び方で3重に結んだコードを、2重(2本)通して制作しておりますため、2本のコードが「同時に解ける」、または劣化等の原因で「同時に切れる」という可能性は限りなくゼロに近い設計で制作しております。
      考えうるケースとしては、ハサミ等でコードが2本とも切断される場合がありますが、商品説明ページや商品パッケージ裏面の「ご使用上の注意」等にも、「小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、ハサミなどで誤って商品のコードを切ってしまったり、傷つけてしまうことのないようにくれぐれもご注意下さい。」と記載して注意喚起しております。
      (注意喚起を読まない方、購入した保護者以外の方がお子さんを預かる際のご使用、お下がり等で譲渡された場合などについては、「Twitterで話題の「歯固めジュエリーの危険性」についてのご報告」の記事に他の方から頂きましたコメントへの回答をご覧ください)

      当店としては現状の中で販売者として出来る努力は最大限行なっていると考えておりますが、それでもやはり「限りなくゼロに近い」は「完全にゼロとは言い切れない」と同義である事は事実かと思います。

      そういった観点から、現在、今回の一連の出来事の中でご指摘頂いた様々な内容を元に、商品構成や商品名等の表現、そして販売形態の見直しを含め、今後取り組むべき事の再検討を行なっております。
      皆さまから頂きましたご提案を元に、より安心・安全で喜んでいただける商品開発や商品説明につなげて参りますので、今後の取り組みについて見守って頂けましたら幸いです。

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