お金と幸せの科学的な関係

みなさんこんにちは〜♪

さて早速ですが、前回の「幸せに稼ぐ」と「女性系スピリチュアル」で書いた、「お金は不幸を減らす事ができる」「その結果、一定水準まではお金と幸福度は比例する」をという研究結果を元に、私が思う「お金」と「幸せ」の本質をについて書いてゆきます。

「お金」で「幸せ」は買えるのでしょうか?
この質問にギョッとした方も、ぜひ読み進めてみてください。

人が暮らして行くにはお金が必要です。
綺麗事ではなく、これは現代社会の事実です。

そして世の中にはたくさんの「お金持ちになる」「稼ぐ」ための方法を書いた本やサイトがあふれています。

お金はたくさんあるに越した事はない、という考え方もあれば、
いやいや幸せはお金なんかじゃ買えない、という考え方もあります。

そのどちらも、そうだよね〜と思う事があると思います。

特に30代〜50代は「子どもの教育費」や「老後資金」、場合によっては親の支援や介護などのお金の負担と不安も多く、独身時代と比べて自由になるお金が限られる事から「もっとお金があれば幸せなのに」と感じやすいかもしれません。

私自身も、前回の記事にも書いたように結婚当初にお金の心配がとても強かったので、もっとお金が稼げるようになれば幸せに暮らせるのに・・と思っていた時期がありました。

「幸せはお金なんかじゃ買えない」という言葉を聞く事がありますが、本当に幸せはお金では買えないのでしょうか?

結論から言うと、先日の記事でも書いた様に、ある一定範囲までは「お金」は「幸せ」を叶えてくれます。

ただ私はこの表現はちょっと違うと思っていて、「お金」にできる事は正確には

お金は不幸(不健康・不安・不満・不足)を減らす事が出来る。

だから結果的にお金に関係のない「幸せ」が毀損されなくなって幸福度が高く保ちやすくなる・・という事だと思います。

回りくどく感じるかもしれませんが、「お金があれば幸せが増える」ではない事がポイントです。

簡単にグラフ化するとこんな感じ。

これには学術的な裏付けもあって、2002年にノーベル賞を受賞した行動経済学者・ダニエル・カーネマン教授(プリンストン大学)の研究によると、「感情的幸福は年収7万5000ドル(約900万円)までは収入に比例して増えるが、それを超えると比例しなくなる」という事がわかっています。

High income improves evaluation of life but not emotional well-being

https://www.pnas.org/content/107/38/16489

お金で買える満足感、7万5000ドルで頭打ち=米調査

ロイター

日本でも内閣府が2011年に行った「平成23年度国民生活選好度調査」の中で世帯収入と幸福度の調査を行っていますが、アメリカの例を裏付けるかのように世帯年収が約1000万あたりから収入と幸福感は比例しなくなり、横ばいになるという結果が出ています。

世帯年収と幸福感

平成23年度国民生活選好度調査 (内閣府)

どっちの例でも、要するに年収800〜1000万ぐらいまでは収入が伸びると幸福感も高まりますが、だいたいそれぐらいを境に幸福感は横ばいになっていて、日本の他の研究では年収3000万を超えると若干下落したりもしているそうです。

これは、人間はいい事にも悪い事にも3週間ほどで慣れてしまうようにできているという事と、月10万のパート代が11万になったら嬉しいですが、月収100万の人が101万になってもあまり変わった気がしないという「限界効用の逓減(ていげん)」があるため、お金で解決できる問題が解消したあとの満足度は収入の影響が限定的になるからです。

うんうんなるほど。
でもさー、じゃあその基準値に達してなかったら
やっぱり幸せじゃないってことやん。
我が家そっちだから辛いんですけど。。
そう思いますよね。私もそう思ってました。
でも、ここからが「お金」と「幸せ」を
切り離すことで好転できる最初の一歩です。

私がお金の不安でいっぱいだった時、我が家の世帯年収はこの基準には達していなくて、しかも手取り収入の15%ぐらいの金額を仕送りしていたのでその比率の高さが結構な不安材料でした。

当然のことながらこの頃の幸福度はかなり低かったと思うし、実際ストレス症状が身体に出たりもしていて、いつも

「まだ起こってもいない未来の心配」と
「もう何十年も前に終わっている人の過去」
「考え方や生活習慣が全く違う人の思考」


という「変えられないもの」のことで頭のなかが常にいっぱいでした。

この「変えられないもの」を、どうにかして変えなければ・・・と思っていて、そのために自分の力も時間も労力も、かなりの部分を費やしていました。

その頃の私がこのグラフを見せられて、この統計情報を示されても、「そんなことは実感として嫌ほどわかっとるわ!!!!だからどうすればそっち(900万以上で幸福度が高止まりしてる人)に行けるんよ!!」と思っていたと思います。

でもね、そもそもこのグラフ、収入によってこの線以上に行けませんよ、っていうグラフじゃないんですよ!!!!!!

例えば実際はこんな感じ。
わかりやすく数字を入れましたが、
年収が低くてもとても幸福度の高い人もいれば、
超高収入でも幸福度の低い人もいる。
わかりやすいのは、
500万で十分幸せを満喫してる人
500万でまだ足りない・・・・と不満が強い人
1000万でまだ足りない・・・・と不満が強い人
の3者のパターンかも。

このグラフは私が作ってみたもので、数字は単なる目安です。
さっきのグラフの曲線は、あくまでも全体的な傾向をグラフ化するとこの様な曲線を描く・・・というものであって、900万以上を目指さないと十分な幸福に届かないわけではありません!!

お金の不安が強ければ強いほど、ここを取り違えやすくなる。
ここを取り違えたら絶対ダメ!
自分もそうだったからめーーーーーーーーっちゃわかります。

でも、本当に本当に、「幸せ」はもう目の前にあるものでした。
自分の周りにすでにあったし、自分の中にあった。

「在る」を見ることができる様になって、「不足」「欠けているもの」にばかり目が行っていた自分の視点が変わると、まずその状況のまま(収入が変化しないまま)幸福度だけどんどんあげる事ができる。

収入を上げる事よりも先に、「今のまま、そのままの自分で今すぐ勝手に幸せである」をやっていくわけです。

理想とする収入には足りていなくても、
もっと改善したいところがあったとしても、
今すでにたくさん与えられている幸せをちゃんと見る。
精神論のように思ったとしても、
本当に「今ここ」の幸せが腹落ちするたびに
今のままでどんどん幸福度を上げる事ができます。
幸せに目を向けずに収入を上げる事にやっきになると
収入は上がったのに相変わらず「まだ足りない。。。」
がずっと続く事にもなる。

そうするとどうなるか。

我が家の場合は、私のストレスが減って穏やかでいられる様になった事で夫婦の関係が変わり、義実家との関係が変わり、その結果ゆるやかに旦那・私の仕事の状況が良くなり、義実家の経済状態も回復し、全体的な経済状態がだんだんと向上しました。

先に幸福度を勝手に上げるんです。
なぜならそっちの方が本当にめちゃくちゃ簡単だからです。
外側の条件である「お金」や「人」や「環境」はなかなか簡単に変えられない。


だけど自分がどこを見るか、何を見るか、何を感じるかは、全部自分で決められる。
そこさえ変えてしまったら、本当に「今すぐ勝手に幸せである」ってできるんです。

自分が変わると、少しづつ「環境」を変え始めて環境が変わり、言葉や行動が変わるから「人」との関係性が変わり、そうしているうちにどこかで「お金」の流れも変わりました。

変わりました、というよりも、自分で変えられるところは変えました。
次に私が何を変えたのか、ざっくりとお話ししますね。

お金の不安がすごく強かったからこそめっちゃわかります。
今私が思うのは、お金こそほんとに「在るを見る」から始める事。
今あるお金をちゃんと整理して、入り口と出口を整理する。
無駄に流れ出ている出口を閉じていって、
入り口を増やすのはその次だと思う。

具体的に何を変えたかというと、お金の流れを整えて、無駄な支出を見直した事と、本当に必要な金額を把握し直した事。

これは私はFP3級の勉強をした事で自分でやりましたが、そんな勉強してる時間ない・・という方は独立系FPの方に相談するのもいいかもしれません。
FPの勉強をした時、関連書籍も何冊も読んだし、Webや雑誌でも結構な情報蒐集をして勉強しました。

私は自分で理解したい欲が強いので、いつも自分で勉強しようとしてしまうけど、これって効率がいいとは言えない方法。

たとえば私の友達の長谷部敦子ちゃんは、ウェルビーイング心理教育ナビゲーターでもあり、ライフオーガナイザーでもあり、ファイナンシャルプランナーでもある「お金を整える」プロ。

こういう人に相談するとまず最初にどこの「穴」を塞げばいいか教えてくれるのでいいと思います。

もちろんですが、ここでも一番大事なのは「行動」です。
必要な情報を集めて、一つ一つ行動する。
そうしたら少しづつ結果が変わって、やっと背景が変わるわけです。
相談した事を実行してこそ、結果が変わりますよ。


そして変化を期待する時のスピードについて。
我が家の場合はワープ!という急激な変化ではなく、夫が順調に昇給し、お義母さんは年齢を重ねても健康と商売の規模を維持してくれ、私も小規模ながら仕事が毎年少しづつ拡大した・・という数年かけて緩やかに変わった感じです。

それでもその間穏やかで家族仲良く、ストレスからどんどん解き放たれて暮らせるようになったので、「収入が増えたかどうか」は関係なく、幸福度の上昇はそれこそ「ワープ」並みのスピードでしたよ♪


お金にまつわる不安というのは、「いくら稼いでいるか」「いくら資産があるか」という「お金そのもの」よりも、「お金を自分で管理・コントロールできているか」という事の方が直接的な影響が強いという事も学術的研究でわかっているのです。

要するに、お金の不安を無くしたいのであれば、まずは自分の状況を整理して、お金の知識をある程度つけるなり、専門的な知識がある人に相談してみる事。
まずはお金を自分でコントロールできるようになる事が先決で、「もっと稼ぐ」というのはその次です。

お金に限らず、周りの人との比較によって
自分の幸せや満足を図る事ってあ理ますよね?
持ち物や家の広さ、車の種類、旅行の行き先。
はては勤務先、学歴、子どもの学校。
つ、疲れる。。。

「今すぐ勝手に幸せ」になるにはまず
それらの「比べる幸せ」から抜け出すこと

最後に、お金と幸福度に関する研究データでいうと、そもそも幸せを「勝ち負けの世界」で見ている人は幸福度が低いというデータがあります。

え?勝ち負けの世界って???って思いますよね。

要するに「比較の世界」ですが、お金で得られる幸せって他者との相対的な比較がとても大きく影響しているという事。

という訳で、次は「自分軸の世界」と「勝ち負けの世界」について書いていきます。


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