「勝ち負けの世界」から「自分軸の世界」へ

みなさんこんにちは〜♪

前回のお金と幸せの科学的な関係の記事にFBやインスタで「わかりやすい!!」とメッセージを頂き、頑張ってグラフ画像作ってよかった〜♪と嬉しい気持ちでいっぱいでした。

では早速この前の続きを書いていきたいと思います。

前回の記事の中で、

最後に、お金と幸福度に関する研究データでいうと、そもそも幸せを「勝ち負けの世界」で見ている人は幸福度が低いというデータがあります。

え?勝ち負けの世界って???って思いますよね。

要するに「比較の世界」ですが、お金で得られる幸せって他者との相対的な比較がとても大きく影響しているという事。

という訳で、次は「自分軸の世界」と「勝ち負けの世界」について書いていきます。

お金と幸せの科学的な関係

と書きました。

「勝ち負けの世界」とは何かというと、経済学者のロバート・フランクが定義した「地位財」という「周囲との比較によって満足を得るもの」を幸せの指標とする世界のことです。

経済学者のロバート・フランクは周囲との比較で満足を得るものを「地位財」、他人との相対比較とは関係なく幸せが得られるものを「非地位財」と整理しました。「地位財」の具体例は、所得や貯蓄、役職などの社会的地位、家やクルマなどの物的財。一方の「非地位財」は、健康、自由、愛情などです。

この2つの違いについて、心理学者のダニエル・ネトルは著書『目からウロコの幸福学』で、「幸福の持続性が異なる」と論じています。

地位財による幸福は長続きしないのに対し、非地位財による幸福は長続きするのです。

ビンボーでも幸せな人は、なぜ幸せなのか (プレジデントオンライン)

この「地位財」「非地位財」という言葉、字を見るとなんとなくわかるけど、専門用語感が拭えないなぁ・・・と思うので、「勝ち負けの世界」とか「比較の世界」で価値をはかるものと覚えてもらうとわかりやすいかと思います。

しつこく♡ 豪邸と高級車 ドヤっ♡

大きな家、高級車、高級ブランド。

「年商*億円!」
「月商*百万円!」
札束どーーーん♡ドヤっ♡

年収、年商、月商、資産。

「ビジネスクラス」「ファーストクラス」で
「高級ホテル」ドヤっ♡

所有物以外にも
「海外旅行」「ビジネスクラス」「高級ホテル」などは地位財的な幸せとして憧れられやすいもので、それゆえに「ドヤっ♡」という「勝ち負けの世界」と隣り合わせです。

「地位財」も、純粋な憧れや仕事を頑張ろう!というモチベーションにもなるため、それが悪いと言うわけではありません。

こんなお家に住みたい、こんな車に乗りたい、こんなものが欲しい、こんな所に旅行したい・・・と、誰しも欲しいものはあるし、それらは仕事を頑張る源泉にもなりますよね。
私もちょくちょく「自分にご褒美♪」しちゃいますし。

ただ、残念ながら地位財的なものを手にいれた時の幸福感は3週間も経つと薄れてきて、収入アップなどの場合でも1年もすると幸福感は元に戻ってしまう事がわかっています。

これは人間はいいことにも悪いことにも慣れてしまうという性質からで、残念ながら脳の機能的に「勝ち負けの世界」の幸せは長続きしないのです。

「ももうめ」のラインスタンプ画像。
「私はあなたより上 あなたは私より下
マウンティングマウンテン」
で人気のキャラクター。
公式youtubeチャンネルはこちら

そして「地位財」を望む事そのものは良くも悪くもなくても、それを「人との勝ち負けの世界」で欲しがるようになると、蟻地獄の始まりです。

「勝ち負けの世界」のしんどい所は、常に「外側」の人が基準になるのでずーーーーーーーーーーっと振り回される事。

月収10万から30万になったら最初はもちろん嬉しい。
でも、30万に慣れてくるのは意外と早くて、そうすると次は50万の人を見て羨ましくなる。

50万を達成したら100万が、100万を達成したら200万、300万、500万。
そして1000万になっても次は3000万、1億?

ずーーーーーーっと周りと比較して、もっともっと!もっと欲しい!の世界。
もうお分かりのようにキリがないですよね。

これは単純にお金や持ち物の話に止まらず、学歴や技能(語学や資格の有無など)、子どもの学校や習い事の成績まで、「勝ち負けの世界」って様々な所にはびこってますよね?

ほんっとーーーーーーーうに、しんどい話だと思う。

実際に次の大阪大学経済学研究所の、その名も「なぜあなたは不幸なのか」という世帯所得と幸福度の関係性の研究で調査されたグラフを見てください。

なぜあなたは不幸なのか 大阪大学経済学研究所 (2005)

世帯所得 1500 万円までは、所得とともに幸福度が上昇しているが、1700 万円、1900 万円の階層ではむしろ低下 している。また、500 万円から 900 万円、1100 万円から 1300 万円では幸福度は 同一水準に留まっており、かならずしも所得と単調に幸福度が上昇するわけで はない。

なぜあなたは不幸なのか 大阪大学経済学研究所 (2005)

世帯収入1900万の家庭の幸福度が1500万の世帯よりも明らかに低く、1100万の世帯と同じか下回るのは、1900万ぐらいになるとお付き合いしたり視野に入ってくるのがそれ以上の「富裕層レベル」になるため、「うちは高所得ではあるけれど、まだ○○さんのような富裕層ではない」みたいな比較の世界かもしれません。

(※この調査の中ではなぜ1700万・1900万の世帯の幸福度が低くなるのかの考察等はされていないため、これは単なる私の想像にすぎませんが、ありうると思いませんか?)

このように、「お金」や「地位」などの「勝ち負けの世界」で「幸せ」や「豊かさ」を追求していると、いつまでたっても終わりがありません。
勝手に誰かに勝って、同時に勝手に誰かに負けるというゲームが延々と続きます。

だからこそ。

本当に幸せになりたかったら、まず「お金」と「幸せ」を切り離す事。
そして「勝ち負けの世界を出る」と決める事です。

では、本当の幸せがある世界とは、どんな世界でしょうか?

本当の幸せって、つまりこんな感じかもしれない。
暖かい家で家族の気配を感じながら
安心しきってお腹出して爆睡。
なんの警戒心も不安も不満も不足もないムーさん。

「幸せ」とは「感じるもの」で、「主観的なもの」
つまり本来は本人が幸せだ〜♪って感じていれば、どんな状態だとか条件とか、そういう外側のことは一切関係なく、「今すぐ勝手になれるもの」です!

こういった幸せはどんな時に感じるかと言うと、「自分がどんな時に幸せを感じるか」という「自分軸」で気づいていくもの。

具体的には、先ほどの地位財に対して「非地位財」と言われる「愛情」「健康」「自由」「よい繋がり」「環境」などに起因する「ほのぼのとした幸せ」が「自分軸の幸せ」と言えます。

人は関係なく、すごく小さなことかもしれないけど「は〜〜。幸せ〜〜♪」と思える小さな瞬間や、心も体も幸せで満たされているなぁ・・と感じることはありませんか?

私の場合だと。。

私のブログによく出てくる景色は、
だいたいがお散歩途中に「綺麗だなぁ〜」と
思って撮った写真です。
毎日同じ所を散歩するけど、
めちゃくちゃ幸せ感でいっぱいになる。

ウェルビーイング心理教育アカデミーでウェルビーイングについて学んだ時、「今ここの幸せを五感でしっかり感じる事」や、「今すぐ勝手に幸せで在る」という説明を受けた時も、なんとなく理屈としてはイメージできた気がしました。

でも、このことが体感として腑に落ちたのは、数ヶ月後の事でした。

春先の気持ちのいいお天気の日に、周りの綺麗な景色を見ながらのんびりとむーちゃんと歩いていた時、「あーーーーーーめっちゃ気持ちいいなぁ〜」って心の底から感じて、ふわぁ〜って幸福感が胸に広がりました。

その時に、「あ!!!こういうことか!!!!」って思った。

あまりにも無条件に、なんの努力も工夫もいらなくて、拍子抜けするほど普通に、もう私の日常の中に至福の幸せな時間があった。

この人はいつも幸せそう。
動物や小さい子供は幸せの天才だと思う。

本質的な幸せって、ほんまにこういう事や。
努力して達するものでもなく、条件もない。

きっと人それぞれ、日常の中にたくさん見出す事ができる。

朝目が覚めて、隣で旦那とむーちゃんがスーピー寝ている時。
朝起きてバタバタと出かける準備をしているなんでもない時間。
家族でご飯を食べている時。
家族を見送った後、コーヒーを淹れている瞬間。
仕事に没頭して時間を忘れている時。
お客様とのやりとりや、友達とのなんでもないLINE。
子ども達が帰ってきた声が聞こえてきて、「あーー、帰ってきた」と思う瞬間。
お風呂に入った瞬間のふわぁ〜ってあったかさを感じた時。
布団に潜り込んで伸びをした時。
むーちゃんがお布団に潜り込んできた時。

ほわっと幸せな気分になる、小さな瞬間が1日にたくさん散りばめられている。

「モノより思い出」というキャッチコピーは、地位財的と非地位財の価値の違いをめちゃくちゃ端的に表している最高のコピーだと思います。

「自分軸の世界」って、人との比較じゃない。
自分にとって何が大事で、自分はどんな時に幸せだなぁって感じるのか。
それは当たり前ですが、自分の「内側」にしかない。

でも、とても些細でどこにでもある感じで、普段「忘れられている」ものかもしれない。

マインドフルネスや瞑想
断捨離やオーガナイズがいいのは
ごちゃごちゃと外に探しに行かず
整理して自分の中に価値を見つけられる事

本質的な幸せは地位財からは得られません。

「勝ち負けの世界」を抜けると決める事は、とても大事な幸せの第一歩です。
経済的に不安だったり、不安や欠乏感が高い時って、ほんとうになかなかそんな風に思えないのはとってもわかる。
私も本当にそうだったからです。

でも、「勝ち負けの世界を出る」と決めて、今自分の周りにある普通の小さな幸せをまじまじと見てみると、気づいてみると、それだけで幸福感って上がるのです。

そうしたら気持ちがふわっと軽くなって視野が広がるし、体の緊張やストレスがすこーし緩和する。
いつもよりよく眠れるようになったり、食事が美味しく感じたりして、ほんのすこしづづでも、事態は好転していきます。

そういう小さな角度の変化を重ねていくと、びっくりするぐらい方向転換されていて、たどり着く未来って全然変わるんです。
小さな変化がやがて現実的な変化になって、仕事が上手くいったりして、経済状況もよくなったりする。

これがいわゆる「引き寄せ」にもつながりますね。

そういう意味では、確かに「背景はオマケで変わる」のです。
だからウェルビーイングな在り方、幸せな思考や行動習慣のコツは、やっぱり学ぶ価値があると思うし、私自身ももっと自分の人生で実験しながら「体現」していきたいなぁと思います。

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